web講座– archive –
-
講座1
レッスンと日々の練習とは、進度により、また習得すべき内容によって、関係性が異なります。このことを理解しているかどうかで、練習の効率と獲得できるモノがかなり違ってくるのです。レッスンと日々の練習との関係は、概ね以下のように分類できます。 1... -
レッスンと日々の練習とは、進度により、また習得すべき内容によって、関係性が異なります。このことを理解しているかどうかで、練習の効率と獲得できるモノがかなり違ってくるのです。レッスンと日々の練習との関係は、概ね以下のように分類できます。 1... -
〈 講座99 〉音程が「悪い」と音程が「無い」
音程が悪い、と自分で言う人がいます。人の演奏を聴いて音程が悪いと感じることもあるでしょう。それでは、「音程が悪い」とは一体どういうことなのでしょうか。いくつかに分類して考えてみると、1)はずす、2)間違える、ないしちょっとした勘違い、3... -
10.エチュードの使い方、練習法
エチュードの利用法は、生徒側の問題というより、指導者側の理解の問題でしょう。今回は、私がどのような意図でエチュードを使っているかということを説明するので、練習の効率化、理解の一助にしてください。 (1)奏法を実践的なものにする エチュード... -
9.メトロノームやチューナーの使い方
あちこちで、コルグのOT-12のことを書いている身としては(苦笑)、チューナーの使い方についてもきちんと述べておく必要があるでしょう。そもそもOT-12のことを取り上げたのは、現在、普通に買えるチューナーで平均律以外の測定ができるものがこれしか... -
8.右手の練習法
総論部分や各論(速度を上げること、左手の練習法など)で取り上げた基本的な発想は、右手の練習法にも全く当てはまります。ここでは、右手の練習に特有なポイントに絞って、練習法の構築術を考えてみましょう。 (1)基本的な留意点 右手の練習をすると... -
7.左手の基礎訓練・・開くことと縮めること、強くすること、速くすること、安定させること
スキルを上げることは一回の講座でできるようになる訳ではありませんが、今回はさまざまな問題点への対処法を示して、左手の訓練の考え方を構築する一助になれば、と考えています。 左手の訓練を大きく分類すると、 1)手の運動自体の訓練 2)頭の働きの... -
6.速くすること
まず、サイトに上げた文章を再掲します。 ************************* 速いパッセージを練習するために言われてきたことはたくさんあります。主に推奨されてきたトレーニング法は、 1)ゆっくりからメトロノームなどを使って徐々... -
5.音程矯正法
最初に、指導法研究会用の資料に目を通してください。 ************************ 音感を鍛えること、音程矯正法 1)音感とは何か まず、音感とは何かということを定義する。音感とは、音を判定する能力のことである。音には、高... -
4.スケール、分散和音を練習する意味と練習法
カール・フレッシュがスケール・ブックの前書きで述べているように、スケールを練習することは、音程感覚を身につけて実戦で利用できるものにすることと、さまざまなスキルアップを図る意味があります。 「音程」とは、音の高さの相対関係のことで、スケー...
